カテゴリー: 虚無を表現

  • 夕焼け小焼けの虚無

    薄オレンジに強い風

    辺りに流れる夜の音

    家族連れがそそくさ帰る

    誰が待つでもなく

    慌てる必要もない

    その時の虚無

    まるで世界に1人のような

    取り残された空間

    薄オレンジに木影のざわめき

    メェメェ羊が哀しげに

    風に丸められた「それ」は

    儚げにとどまり浮かんでる

  • 初冬の虚無

    木々の牢獄

    紅の終

    光る黄金

    彩り集い

    風に舞う舞う

    群れ木葉

    初冬の生は

    冷白に

    佇む猫は

    考え故に

    虚無に陥る

  • 猫さん達の虚無を感じる虚無

    ねぇ、黒猫さん

    どうして私を傷つけるの?

    ねぇ、白猫さん

    どうして私を助けてくれるの?

    ねぇ、紫猫さん

    どうして私に寄り添ってくれてるの?

    ねぇ、白黒猫さん

    どぅして私を許せないの?

    猫さん達の虚無を感じる虚無

    白も黒も両方必要

    それなのに

    両極端に揺れると感じる虚無

    気持ち良さげで見ていない本当

    見たくないものは気持ちが悪い

    猫さん達の虚無を感じる虚無は

    本当は美しき

    善も悪もない

    自分自身の欲求

  • 思い出の紅の虚無

    よくやってたな‥

    笑った顔が見たくて

    喜んで欲しくて

    「愛して欲しくて」

    いつでも、そこに

    私は居ないのに

    側に居るのに届かずで

    離るるならば憎まれる

    何の疑いもなく純真に

    狂いを知らず尽くしてた

    あの頃の私にかけるなら

    「もういいよ。もうヤメな。」

    思い出の紅の虚無は

    愛と優名の偽りの操作

  • 最期の虚無

    キラキラ光る

    最後の命

    雫と共に解け落ちる

    大きく咲いて

    小さく消える

    風の吹くまま

    気の向くまま

    歩んで来たが

    これまでか

    最期の光を浴びながら

    異質のままで砕け去る

    鱗の雲が並んでる

    さよなら

    いつか

    又、遊ぼ

    今度はきっと

    出逢えるよ

  • さみしさと祈りの虚無

    白猫さんは頭がいい

    何でも器用に速く出来る

    自分に正直で

    思った事を率直に言える

    仕事の腕も絶品で

    クオリティを高くする

    それなのに

    誰かと比べて

    無いものばかり見てしまい

    悔しくて

    虚しくなる

    出来るから人に頼られ

    出来るからその分、口も手も出し

    他の猫さんの責任まで引き受けて

    何だかバカバカしくて

    嫌になる

    さみしくなる

    こんな事やりたくないわ!

    何で私に言ってくるの?!

    知らないよ!!

    考えたらわかるでしょ……

    いい加減にして!!!

    愚痴や嫌みもそりゃ増える

    でもそれは……

    それを見てて、感じる虚無

    私、知ってるよ

    白猫さんが

    とても努力してること

    何でも自分でやってみる事

    他の猫さんに

    とても気をつかってること

    でも、爆発しちゃうこと

    とても感謝してるんだ

    助けてもらって

    甘えちゃって

    だから白猫さんには

    幸せになって欲しい

    もっと人生を愉しんで欲しい

    沢山わらって

    隣に居てくれる猫さんが

    見つかること願ってる

    さみしさと祈りの虚無は

    過去の投影と感謝と祈りの

    コラボレーション

  • 瑞音の虚無

    真夜中の

    深静の玲

    ぴちょぢちら

    虚無超猫は夢うつつ

    闇の優しさ

    虚無の行灯

    ここから先は

    禁足地

    虚無超猫は知らずに入る

    何と心地の良いとこか

    まどろみながら

    ゴロゴロろ

    そのまま闇の奥底へ

    目覚めと共に新たな虚無

    うらめししししし

    共依存

    根底の揺らぎ

    存在の破壊

    熔けてく境界

    操り虚無超猫人形出来上がり

    気づかない

    操り猫たち引きずられ

    その闇の深みへ

    ハマってく

    その恐ろしさ

    その哀れみ

    その心地よさ

    そうは抜けられない

    地獄の轍

    瑞音の虚無は

    過去の残骸

  • アピルの虚無

    しんどいアピル

    大変アピル

    かまかまアピル

    いじわるアピル、

    わからんアピル

    つぶやきアピル

    知らんぷりアピル

    見てみてアピル

    だって、しょ―がないじゃない!

    挙げ句の果てはキレキレアピる

    大人アピルはやりたい放題

    気づかず、ガァガァ

    わらわら、アピアピ

    黄色のクチバシ自慢げに

    無邪気にアピルを繰り返す

    わかったよ、でも

    集中したいの!

    それなのに

    アピアピ、わらわら

    アピル達はやってくる

    その時の虚無

    かわいいんだけど

    今はムリなの!

    子供じゃないんだから……

    むしろ子供がフォロってる

    アピルの虚無は

    かわいさと依存拒否の無邪気な黄色

  • 感じずには居られない虚無

    木々のざわめき

    深い紅

    浮かぶ黄金

    舞う命

    袞玉の碧

    底知れぬ孤

    指先から浸透し

    感じずには居られない

    境界を越え

    染み出でる

    生きとし生けるもの

    そうでないものまで

    入り込む

    感じずには居られない虚無は

    生命の躍動と哀愁の終焉

  • 希求の虚無

    なっ!

    何、この人

    めっちゃくちゃ

    欲求に正直だな(笑)

    共鳴の中に投影を見る

    ヤバっ

    見ちゃう、ひっぱられる

    希求からの感情の揺れ

    刺さる

    刺さりすぎる

    距離を、メタを

    その時の

    希求の虚無

    止められればいいけれど

    そうもいかないのが

    人間?虚無超猫

    もう見ない

    関わらない

    希求の虚無は

    生命の共振を止めた

    純粋な心の欲求