行きたくないな
行かないと暇だけど
それなりに役には立ってても
襲ってくる虚無
本当はどうしたいの?
書き出して見ても嘘っぽい
それまでして隠したい本音
どうして感じられないのか?
もしかしたら
余りにも辛すぎるからかもしれない
そんな時現れる暇
暇は何かを探す始まりで
見たくない本音をまぎらわせてくれる
虚無と暇は同じような所に居て
同じように紛らわせて
更に自体をややこしくする
行きたくないな
行かないと暇だけど
それなりに役には立ってても
襲ってくる虚無
本当はどうしたいの?
書き出して見ても嘘っぽい
それまでして隠したい本音
どうして感じられないのか?
もしかしたら
余りにも辛すぎるからかもしれない
そんな時現れる暇
暇は何かを探す始まりで
見たくない本音をまぎらわせてくれる
虚無と暇は同じような所に居て
同じように紛らわせて
更に自体をややこしくする
お腹すいた→食べる→◯
お腹空いてない→食べる→✕
お腹空いてないのに食べたい→食べる→✕
暇→食べる→✕
ストレス→食べる→✕
虚無→食べる→✕
食べる事で紛らわせた後の虚無
勝手に✕をいっぱいつけて虚無になる
眠りたい
眠りたい
眠っている間は
虚無を感じなくて済むから
本当は虚無を感じたくないのではなくて
その奥の本音を見たくないのだ
ドロドロでぐちゃぐちゃの
それでいてシンプルな
欲望の塊
それを素直に感じられなくなったのは
それ相応の出来事があったのだけど
今となっては自己責任
自分で何とかするしかないのだ
眠りたい
眠りたい
その間だけは
気持ちよく居られる気がするから
シ―ツを乾かす
微かなスッキリを感じる為に
徹底的に乾燥して
ほんの一時でもスッキリする
その一瞬の為に待つ虚無
「そんなに徹底しなくてもいいんじゃ?」
虚無を超える猫がいう
「何かわからんけどやりたいんだよ」
虚無を超えられない私の返事
乾燥待ちの虚無は更に広がる
猫は呆れて横になり
私は少し虚無と向き合う
白がいいと思ってた
白に「すべき」だと
黒はダメと思ってた
黒はしちゃダメだと
誰かが作った誰かに都合のいい常識
見てしまった時の虚無
どちらに振れすぎても
現れる虚無
じっと私を見て
何か言いたげで
何も言わない
虚無を嫌がってるのに
虚無に浸ってる
虚無でいる内は
向き合わなくて済むから
虚無の底には
見たくない本音が渦巻いてる
知ってる
消したくても消せないのだから
それでも虚無に浸ってる
言葉にすれば
たわいのない事
それなのに
それに支配されてる
虚無はそれを知っていて
私を包む
真っ黒なそれは
以外に暖かく優しい
掃除をする
そんなに汚れてないけど
掃除する
無心で
キレイになると
少しだけスッキリする
スッキリしたような気になる
その後の虚無
全て捨ててしまいたくなる
虚無はずっと隣に居る
世間の連休は大嫌い
人は多いし値段は上がるし
何より
幸せそうな家族の群れ
固まる虚無
それが当たり前にあった人にはわからない
それが永遠にない人の虚無を
「わかります」と言われる虚無
何一つ同じものなんてないのに
嫉妬された時と
嫉妬した時の虚無
どちらも相手によりけりで
たちが悪いのは
過去の記憶
これが混ざると虚無から
どぉしようもない黒い感情へ
虚無よりやっかいなそれは
ともすれば自身を破滅に追い込む
資料を読み返すだけの会議
毎年同じな質問
どこかあきらめた発言
決まった事が簡単に変わる決定事項
「意味がよくわからない虚無」
そのうち
机にあった猫のペンケースのネコを模写する
それも終わると人を書く
眠気と闘ってる人
寝てしまってる人
真面目にメモをとる人
この空間と時間にどれだけの意味があるのだろう?
意味がわからない虚無の広がりを止めるべく
模写を続け、インクがなくなり
虚無は広がりようがなくなるが
今度は深さを増していく