カテゴリー: Uncategorized

  • 虚無は友達?

    幼い頃から虚無は隣に居た

    退屈と共に居た

    私はおかしいのか?と思ってた

    でも間違いなく虚無は居た

    なんで?

    その意味が解き明かされた時の

    爽快感と広がる虚無

    「虚無な猫は草原砂漠を超える」

    でも今はまだ漂ってる

    ぷらぷら、遊びながら

  • 本当に欲しいものは手に入らない虚無

    どんなに求めても

    手に入らない虚無

    本当は欲しくて欲しくて

    たまらないのに

    手に入らない哀しさ

    だからこそ虚無が舞う

    虚無はまぎらわせてくれている

    とても気持ちが悪いようで

    気持ちを良くしてくれている?

    虚無とは果てしないようで

    傷口を被うかさぶたのように

    限られた範囲の

    一時的な塊なのかもしれない

  • 果てしない草原砂漠の虚無

    新規性だけでは限界があって

    深く潜る時期にきたらしく

    潜ろうと試みるが

    上手く息が出来ない

    潜ってるようで漂ってる

    何も変わらない景色を

    ただ、漂う事は

    どうしようもなく曖昧で

    とにかく気持ちが悪い

    果てしない草原砂漠の虚無は

    無限に続いているようで

    あまりにも広くただ漂ってしまう

  • 退屈と虚無は表裏一体

    例えばどこかへ行くことも

    何かをすることも出来るのに

    何もしたくない

    眠る事も出来ない

    食べて紛らわしたり

    何かを見たり読んだりするけれど

    見つからない

    ずっと琴線に触れるものを探してる

    探してるフリをして

    怠惰に耽っているだけかも

    とにかく無意味なような

    何もないような時間だけが広がっていく

  • 痛みから守る虚無

    この人だけは信頼出来る

    勝手な思い込み

    人は信頼出来る時も出来ない時もある

    真理や真実を受け入れた時の虚無

    どこかで期待を手放せてないから

    痛む

    それを感じたくなくて

    虚無が広がる

    もしかしたら虚無は

    何かから自分を

    守ってくれているのかもしれない

  • 誰にも理解されない虚無

    私が私で居るだけなのに

    勝手に解釈されて

    勝手にどうこう言われる

    またか、、

    何度も同じ繰り返しに

    うんざりする虚無

    もはやどうでもいいなと思いつつ

    小さな怒りがチラチラ燃えて

    何となく消えずに溜まってく

  • 距離感の虚無

    同じ猫さんに触れたくて

    近づこうとするとも

    距離をとられる

    遠ざけるでもなく

    近づくでもなく

    もぅいいかなと独りを選ぶと

    寄ってくる

    この微妙な距離感に虚無が広がる

  • 無駄な心配の虚無

    大丈夫かな?と心配してても

    相手はむしろ敵対心

    この虚無感を何とする?

    超えるまでいかないが

    緑の中で浄化する

  • 下向きひまわりの虚無

    ようやく涼しさも混じる初秋に近づき

    最後のひまわりに会いに行くと

    全員下を向いている

    まだ暑くて太陽も出てるのに!

    「何で上向いてないの?!」

    固定観念が責め立てる

    これこそが虚無の根源

    一体、、誰がどこから

    ひまわりの向かう先を決めたのだろう

    下を見ているひまわりは

    虚無を抱え輝いていると云うのに

  • 麻酔が痛ウザイ虚無

    麻酔された箇所が

    思うように動かない

    微かな痛みも鈍くウザイ

    それに気をとられ

    虚無を少し忘るるが

    隙あらば

    すぐに顔を出しドンドン広がる

    何もしたくないし

    眠る事も出来ない

    ただ広がるそれは

    真っ白な紙に広がるインクのように

    誰にも止める事が出来ない