カテゴリー: 虚無を表現

  • 嫉妬の虚無

    嫉妬された時と

    嫉妬した時の虚無

    どちらも相手によりけりで

    たちが悪いのは

    過去の記憶

    これが混ざると虚無から

    どぉしようもない黒い感情へ

    虚無よりやっかいなそれは

    ともすれば自身を破滅に追い込む

  • 意味がよくわからない虚無

    資料を読み返すだけの会議

    毎年同じな質問

    どこかあきらめた発言

    決まった事が簡単に変わる決定事項

    「意味がよくわからない虚無」

    そのうち

    机にあった猫のペンケースのネコを模写する

    それも終わると人を書く

    眠気と闘ってる人

    寝てしまってる人

    真面目にメモをとる人

    この空間と時間にどれだけの意味があるのだろう?

    意味がわからない虚無の広がりを止めるべく

    模写を続け、インクがなくなり

    虚無は広がりようがなくなるが

    今度は深さを増していく

  • 行かなければの虚無

    火照った身体に悪い

    冷たい風は心地良い

    特段に嫌な事もなければ

    楽しめる事もなく

    心を込めても重たいし

    あまりにもズサンだと腐っていく

    自然体で、てきと~に

    出来る限りの事をして

    何となく人の役に立つ

    ありがたい場所に

    「行かなければ」の虚無

    なぜ、行かなければになるのだろう?

    そうでなければ

    虚無より違うものが勝るのに

  • 虚無は友達?

    幼い頃から虚無は隣に居た

    退屈と共に居た

    私はおかしいのか?と思ってた

    でも間違いなく虚無は居た

    なんで?

    その意味が解き明かされた時の

    爽快感と広がる虚無

    「虚無な猫は草原砂漠を超える」

    でも今はまだ漂ってる

    ぷらぷら、遊びながら

  • 本当に欲しいものは手に入らない虚無

    どんなに求めても

    手に入らない虚無

    本当は欲しくて欲しくて

    たまらないのに

    手に入らない哀しさ

    だからこそ虚無が舞う

    虚無はまぎらわせてくれている

    とても気持ちが悪いようで

    気持ちを良くしてくれている?

    虚無とは果てしないようで

    傷口を被うかさぶたのように

    限られた範囲の

    一時的な塊なのかもしれない

  • 果てしない草原砂漠の虚無

    新規性だけでは限界があって

    深く潜る時期にきたらしく

    潜ろうと試みるが

    上手く息が出来ない

    潜ってるようで漂ってる

    何も変わらない景色を

    ただ、漂う事は

    どうしようもなく曖昧で

    とにかく気持ちが悪い

    果てしない草原砂漠の虚無は

    無限に続いているようで

    あまりにも広くただ漂ってしまう

  • 退屈と虚無は表裏一体

    例えばどこかへ行くことも

    何かをすることも出来るのに

    何もしたくない

    眠る事も出来ない

    食べて紛らわしたり

    何かを見たり読んだりするけれど

    見つからない

    ずっと琴線に触れるものを探してる

    探してるフリをして

    怠惰に耽っているだけかも

    とにかく無意味なような

    何もないような時間だけが広がっていく

  • 痛みから守る虚無

    この人だけは信頼出来る

    勝手な思い込み

    人は信頼出来る時も出来ない時もある

    真理や真実を受け入れた時の虚無

    どこかで期待を手放せてないから

    痛む

    それを感じたくなくて

    虚無が広がる

    もしかしたら虚無は

    何かから自分を

    守ってくれているのかもしれない

  • 誰にも理解されない虚無

    私が私で居るだけなのに

    勝手に解釈されて

    勝手にどうこう言われる

    またか、、

    何度も同じ繰り返しに

    うんざりする虚無

    もはやどうでもいいなと思いつつ

    小さな怒りがチラチラ燃えて

    何となく消えずに溜まってく

  • 距離感の虚無

    同じ猫さんに触れたくて

    近づこうとするとも

    距離をとられる

    遠ざけるでもなく

    近づくでもなく

    もぅいいかなと独りを選ぶと

    寄ってくる

    この微妙な距離感に虚無が広がる