例えばどこかへ行くことも
何かをすることも出来るのに
何もしたくない
眠る事も出来ない
食べて紛らわしたり
何かを見たり読んだりするけれど
見つからない
ずっと琴線に触れるものを探してる
探してるフリをして
怠惰に耽っているだけかも
とにかく無意味なような
何もないような時間だけが広がっていく
例えばどこかへ行くことも
何かをすることも出来るのに
何もしたくない
眠る事も出来ない
食べて紛らわしたり
何かを見たり読んだりするけれど
見つからない
ずっと琴線に触れるものを探してる
探してるフリをして
怠惰に耽っているだけかも
とにかく無意味なような
何もないような時間だけが広がっていく
この人だけは信頼出来る
勝手な思い込み
人は信頼出来る時も出来ない時もある
真理や真実を受け入れた時の虚無
どこかで期待を手放せてないから
痛む
それを感じたくなくて
虚無が広がる
もしかしたら虚無は
何かから自分を
守ってくれているのかもしれない
私が私で居るだけなのに
勝手に解釈されて
勝手にどうこう言われる
またか、、
何度も同じ繰り返しに
うんざりする虚無
もはやどうでもいいなと思いつつ
小さな怒りがチラチラ燃えて
何となく消えずに溜まってく
同じ猫さんに触れたくて
近づこうとするとも
距離をとられる
遠ざけるでもなく
近づくでもなく
もぅいいかなと独りを選ぶと
寄ってくる
この微妙な距離感に虚無が広がる
大丈夫かな?と心配してても
相手はむしろ敵対心
この虚無感を何とする?
超えるまでいかないが
緑の中で浄化する
ようやく涼しさも混じる初秋に近づき
最後のひまわりに会いに行くと
全員下を向いている
まだ暑くて太陽も出てるのに!
「何で上向いてないの?!」
固定観念が責め立てる
これこそが虚無の根源
一体、、誰がどこから
ひまわりの向かう先を決めたのだろう
下を見ているひまわりは
虚無を抱え輝いていると云うのに
麻酔された箇所が
思うように動かない
微かな痛みも鈍くウザイ
それに気をとられ
虚無を少し忘るるが
隙あらば
すぐに顔を出しドンドン広がる
何もしたくないし
眠る事も出来ない
ただ広がるそれは
真っ白な紙に広がるインクのように
誰にも止める事が出来ない
激しい雨音と冷たい風は
虚無を一瞬
遠退けてくれる
感覚が少し戻るのだ
出来る事なら雨にうたれ
身体の隅々まで冷えきって
感覚があることを確かめて
その上で今と向き合いたいが
怠惰な虚無は固まったままで動かない
文章を読むと虚無が襲う
文章を書くと少し緩和される
多分?自分の中で腐った本音が
科学反応をおこしそうになるのかも
稀に引き込まれる文章に出逢っても
読み終える頃に顔を出す虚無
もしかしたら虚無は常に中心にあって
何かで紛らわしてるだけかもしれない
人というものは他人からすると
そんな事で?ということを許せない
そこにはその人の想いと拘りがあり
些細な事のようでとても大切な事だったりする
だからこそ他人からすると
何が地雷なのかわからないのだ
それでも「それ」は
ともすれば
その人の核だったりもして
決して蔑ろにしてはいけない
してしまうと1つの関係が終わりをつげる事もあり、些細な事に揺れて許せない自分自身にも言い知れぬ虚無が広がる