カテゴリー: 虚無を感じる

  • 結局、皆、自分の都合ばっかりの虚無

    最もらしいこと言って

    自分の都合は何も変えない

    変えようとしない

    むしろ、自分の都合のいいように

    ルールまで変えてしまう

    そればかりか

    自分の都合に沿わない人は

    難癖つけて攻撃する

    結局、皆、自分の都合ばっかりの虚無

    助け合い?

    自分は何もゆずらないで?

    感謝の気持ちはどこへやら

    バカバカしくなって

    悪循環

    どこで、この連鎖を裁ち切れるのか

    改善提案の方が裁ち切れる(笑)

    何もかも

    自分の都合のよいようになる訳ない

    そうなったらつまんない

    もっと愉しめないのかな?

    誰かを攻撃して正当化するより

    みんなで協力して

    知恵を絞れないの?

    結局、皆、自分の都合ばっかりの虚無は

    うんざりコンな犬の遠吠え

  • 皆、新しい場所へ旅立ってしまう虚無

    近頃 顔見ないな

    引っ越してったよ

    10年居たんだってさ

    皆、新しい場所へ旅立ってしまう虚無

    袖振り合うも他生の縁

    言い知れぬ、冷たい虚無

    又、来世で逢うのかな?

    ぼやっとしつつ

    やらなければが迫る

    皆、新しい場所へ旅立ってしまう虚無は

    郷愁と希望へのきっかけ

  • そうじ途中の虚無

    特に決めた訳でもなく

    ひたすら掃除の日

    キレイになるとスッキリするが

    又、すぐ汚れ、本質的でもない

    実績が積めるでもなく……

    こんなんでいいのかな?

    そうじ途中の虚無

    それでも、ひたすらキレイにする

    今、ここに意識を戻し

    ただ、ひたすら、キレイにする

    「朝ご飯食べずに行って

    お腹すかせて大丈夫かな?」

    浮かんでは消える

    お節介な思いを巡らし

    ただ、ひたすら、キレイにする

    古びた床もそれなりに生きる

    意味はないかもしれないが

    何となく氣も変わる

    そうじ途中の虚無は

    捨てたハズの承認欲求の「かけら」

  • 自分の思い通りにならないと攻撃する人と一緒に居る虚無

    怒りも、つかれも通りこして

    その鋭さ、生命力に驚く

    何を言っても通じないので

    そっと観察していると

    とにかく自分を守ってる

    愚痴、悪口、こき下ろし

    真実がどうであれ

    自分が正しいようにしてしまう

    その背景を知ると

    哀しくなる

    その役割を意識的に担って居るのか

    それとも気づいて居ないのか?

    さみしさとは

    果てなく人を歪ませる

    自分の思い通りにならないと

    攻撃する人と一緒に居る虚無は

    底が見えない「さみしさと哀しさ」

  • 誰も居ない解放感の虚無

    ずっと、ずっと

    歩いていきたい虚無

    暖かな陽射しと

    蝶のまぐわい

    冷たい風と

    木々のざわめき

    命のきらきらが

    晩秋の漆黒と混在する

    一点の紅

    まだ見られている空

    この先の

    まだ、誰にも触れられない闇に

    引き摺られてしまいたい欲求は

    誰も居ない解放感の虚無

  • 雨が落ちる空の音と同時に思い出す虚無

    大丈夫だった

    なのに‥‥

    雨が落ちる空の色

    ポツン

    テン、トン

    ザザザザザ

    静な安堵と胸迷い

    もぅすぐ1ヶ月

    朧気な時の本心の虚無

    しとしと雨は

    虚無と解けいる

  • 身体が思うように動かない虚無

    もっと、もっと

    もっと先へ

    もっと体感したい!

    気持ちは欲張りで

    色々、外へ刺激を求める

    でも

    「とにかく眠りたい」

    身体が思うように動かない虚無

    それでもムリして動き続ける

    身体がボイコットして強制停止

    同じ事繰り返してる

    何やってんのか……

    更に

    情けない虚無が重なって

    虚無だらけ

    脳と身体は、ちぐはぐ会話

    身体が思うように動かない虚無は

    恐れと好奇心の哀しいコラボ

  • 思った通りになる虚無

    多分、やられてる

    微かな言動に予感が走る

    今はこうでも、いずれこうなる

    ほら、やっぱり、こうなった

    思った通りになる虚無

    それは、きっと

    人間の光と闇を

    見すぎたからかもしれない

    その度に

    霧が音もなく

    何もかもを包み込むように

    静かに深く染み込む虚無

    もしかしたら虚無達は

    揺るぎない愛を求めているのかもしれない

  • 氷柱の夢を見る虚無

    荒々しい氷柱を

    少しずつ削ってキレイにし

    河辺の広場に設置する

    白くて凛としたそれは

    光を帯びて美しい

    見上げてなぞる

    冷やかな

    氷柱の夢を見る虚無

    固く距離をとったそれは

    必要不可欠なのだけど

    解ける日は

    来るのだろうか?

  • 星が見えない空で星を見る虚無

    濡れネズミのような猫は

    凍てつく肌にぬくもりを

    星が見えない空で

    星を語るメガネと出逢う

    猫の興味に喜びを

    そのメガネを見て感じてしまう虚無

    星が見えない空で星を見る虚無

    沢山の不思議を知ることが出来ても

    欲しい光を感じる事は出来ない