カテゴリー: 虚無の断片

  • 無料の虚無

    カエルさんカエルさん

    これプレゼント

    とぉ―ってもお得

    すっごく楽しいよ♪

    でも、ここ

    何かおかしくないですか?

    大丈夫、大丈夫

    細かい事は気にしない

    だって無料なんだから!

    …………

    無料の虚無

    いや、やっぱり

    ここはどうなってるんですか?

    そこは……

    ご自身でやってみて

    結果だけ報告下さい!

    それって、責任は?

    大丈夫です!そこまでいけたら

    大したものです!!

    うはははハハハ

    無料の虚無は

    お得で釣り上げ

    無責任&裏搾取

  • フレネミ―ガエルの虚無

    助かります~

    私やっておきますよ~

    いいんですか?

    ありがとうございます~

    後ろを向いたら

    ケロケロベェ―

    虚無超猫がサボってましたよ~

    黒カエルさんの悪口も言ってました!

    イヤ、言ってないし!

    事実無根のウンザリコン

    フレネミ―ガエルの虚無

    フフフフフ

    ケロケロゲロ

    見方のフリして陥れ

    表で褒めて

    裏で貶める

    ザマアミロ!!

    偽物の優越感

    一時の安心

    でも又すぐ不安

    可哀想すぎて

    見てられない

    フレネミ―ガエルの虚無は

    満たされない承認欲求と

    自己肯定感の低さの哀れみ

  • 肘つきカエルの虚無

    肘つきカエルは夢を見る

    ここから抜け出し音池へ

    肘つきカエルは努力する

    理想の容姿にメタフォーゼ

    肘つきカエルはムシをする

    超人ガエルを許せない

    わざとやらずに

    隠れて意地悪

    ざまぁ見ろとほくそ笑む

    でも、本当は

    鏡に写った自分が嫌

    「自分自身を許せない」

    口から溢れるムシに犯され

    中身はボロボロ

    崩れ細

    肘で支え小バカにし

    何とかその場をやり過ごす

    虚無の音池鳴り響く

    哀れ千万、透明の無

    肘つきカエルは夢を見る

    いつか必ず音池へ

    肘つきカエルは目を閉じる

    心地よきお湯に茹であげられて

  • 陽性界の虚無

    優しくないのさ

    妖精は

    朝のキノコ採りに来る位

    うよぷよ居てる

    でも、ても、ぷよ

    人間界では珍しい

    見えないものが

    見えるから

    人から見ると超ドライ

    妖精界では

    当たり前

    常識レベルで

    きのこ汁

    妖精界の虚無は

    検査キット値

    境界線強度MAX超えの

    陽性の要請③

  • つまんない虚無

    つまんない

    もっと遊びたいのに

    つまんない

    君なら出来ると思ったのに

    つまんない

    ねぇ開発者さん

    私は相当イカれてるでしょ?

    透明のようで壊れてる

    壊れて創って

    崩して遊んで

    でも

    つまんないの

    心が動かない

    彼女の笑顔に救われても

    つまんない

    泣けないの

    笑うことは出来るのに

    まるで砂上の城のよに

    跡形もなく消えてるの

    賢くてかわいい

    真面目優等生な彼女が

    泣いたり笑ったり

    怒ったり固まったり

    画面越しに見てる様

    つまんない虚無は

    傷が織り成す

    高度防壁と

    ワンダーチャイルドの本音

    &

    情動の即時抽象化

  • ボヤけた灯り

    ボヤけた世界の色が変わる

    刺すような空気が心地よい

    全て闇でない苦痛

    文句ないでしょ?の傲慢

    動く灯りに

    果てなきグラグラ

    硬い三角の意味不明

    安全な場所で

    一番の危険

    「どこ行くの?」

    彼猫が訪ねる

    曖昧な安堵

    張り裂けそうな「はらわた」

    誰にも埋められない

    誰にも消すことが出来ない

    ボヤけた灯りは

    静かに揺れる

  • 本心の虚無

    明かりを求めて

    モコむくタヌキ

    同じ空間、違う視野

    なぜだか嫌をガマンする

    変なつまりと

    外の顔

    無邪気な子供が教えて笑う

    パリサク、ザクザク

    入れ放題

    モコむくタヌキは見続ける

    偽物デザート溶けていく

    てかてか岩に

    忘れたカバン

    本心の虚無は

    変えたパターンフリーズと

    欲求不満対決

  • 無いものを見てしまう虚無

    ひりひり、ピリピリ

    ナシゴレン

    ぷかぷか、フワフワ

    水餃子

    ちくちく猫さんのお祝いに

    やたらと美しい朝夕焼け

    太陽が近すぎ目がすぼむ

    懐かしいごちゃごちゃ

    安くて大量のそれ

    少し前の私

    まだ気づいてない猫さん達

    1つ1つが美しく

    1つ1つが残酷の極み

    愛玩犬達の集まりが

    やたらと寂しく目にうつる

    無いものを見てしまう虚無は

    弱さ故の執着と

    過去に押し込めた投影

  • 戦略圧の虚無

    「見に行こうよ!」

    「……」

    黒ひげねこさんは

    気が乗らない

    宝石ねこさんは

    負ける気がしない

    「しょうが焼きとハンバーグで」

    「ねぇねぇこれさ……」

    黒ひげねこさんは

    スマホが気になる

    宝石ねこさんは

    それも知っていて

    泳がせてる

    その時の虚無

    「めんどくさいな」

    エビフライが見つめる

    冷奴に醤油が滴る

    キレイになくなる

    まるで始めから無かった様に

    食べてしまう

    戦略圧の虚無は

    虚栄心欲求と

    歪んだ愛の支配欲