流れ巡る紅

何の為に?

誰の為に?

灰色の靄

変わる事ない

一辺倒

カラカラの井戸

どこまで行っても

見つからない

「何もない世界」

もぅ、いいかな……

その時、聴こえた声

確かに触れた衝動

耳をすませ

否定虫が沸き散らしても

掴みとれ

微かな本当

誰のものでもない

誰にも犯す事の出来ない

「流れ巡る紅」

それだ

そこだ!

ぶっ飛ばせ!!

流れ巡る紅

その巡り故の……

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