優しい虚無

虚無を嫌がってるのに

虚無に浸ってる

虚無でいる内は

向き合わなくて済むから

虚無の底には

見たくない本音が渦巻いてる

知ってる

消したくても消せないのだから

それでも虚無に浸ってる

言葉にすれば

たわいのない事

それなのに

それに支配されてる

虚無はそれを知っていて

私を包む

真っ黒なそれは

以外に暖かく優しい

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