透明な狂気の虚無

今にも泣き出しそうな

哀しい瞳

言いたい事を圧し殺して

やらなければをこなす

ゴメン

大好きな君に

そんな顔をさせたかった訳じゃない

君がどんなにステキな人で

はかりしれぬ思いをし

どれだけがんばって来た事か

今、ここに居てくれること

心から感謝してる

私には出来ない事

沢山こなし

文句いいながらも

決して逃げない

日々、向かい合う

賢くて、美しく、かわいい人

心から尊敬してる

それなのに

そんな哀しい瞳をさせてしまう

透明な狂気の虚無

なぜだかわからず

ずっと苦しんできた

自分はどこか壊れていて

誰とも交わる事が出来ないのでは?

ならば、1人で生きていこう

そう、心に決めた時もあった

でも、今は違う

沢山の出来事、しがらみ

愛ゆえの哀しみも乗り越えて

ただ、ここに

ただ、今、ここに

生かされている

何の為に?

人を傷つけてまで?

何の意味があるのだろうか?

苦しんだよ

でも、わかったんだ

交わる事が出来なかったとしても

そうなんだねって

気持ちを聴く

私はこうなんだよって

気持ちを伝える事は

「新しいはじまりのきっかけ」なんだ

とても簡単で

とても難しい事

でも、君は知ってる

君は誰よりそれが出来る人

正しさを求め

不安にもなるでしょう

だって、それだけいつも真剣に

向き合っているのだから

何か力になりたい

嘘、偽りなく

人として

君が大好きなんだ

それなのに透明な狂気は牙をむく

その空白……

その空虚……

飲み込まれそうになる

消えてしまいたくなる

だけれども

存在自体の虚無は

否定しないで

お互いの

「気持ちを聴く」

事で消えていく

そして、君を

「君の力を信じてる」からこそ

透明な狂気を伝える事が

出来たんだ

透明な狂気の虚無は

偏ったものの為ではなく

「全体が上手く廻る為の希望」

その礎を

君は既に担っている

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