切り取りに傷つく虚無

時に、人は

言葉の断片や

物事の一部分を

切り取りして騒ぎたてる

良いとか悪いとか

勝手に対立して傷つく

ただ、鏡がそこを

見せてくれてるだけなのに

その時はそうでも

次の瞬間、変わってるのに

死の淵に立った時

全ては愛しき想い出となるのに

自分で傷を広げる解釈罠からは

思い入れが強く

深ければ深い程

抜け出すのが難しい

繰り返される言葉

何度も思い出す感覚

それらは何を伝えてくれてる?

それらは何を守ってるの?

「あなたはどうしたいの?」

切り取りに傷つく虚無は

愛ゆえの哀しみのジレンマ

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