虚無を超える猫
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ずっと、ずっと
歩いていきたい虚無
暖かな陽射しと
蝶のまぐわい
冷たい風と
木々のざわめき
命のきらきらが
晩秋の漆黒と混在する
一点の紅
まだ見られている空
この先の
まだ、誰にも触れられない闇に
引き摺られてしまいたい欲求は
誰も居ない解放感の虚無
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