闇の心地よさは
痛い程知ってる
自分が自分で居るだけなのに
はみ出してしまう異界
どうしてかわからず
距離をとり闇に逃げる
決して誰かを傷つけたり
迷惑をかけたい訳じゃない
只、「違う」
それがわからなくて
自分を責める
苦しい……
手を差しのべてくれた人にすら
上手く応えられない
心を開き始めた時に
裏切られる
裏切られたように「感じる」
闇の中では息が出来る
目の前に
全く同じではなくとも
同じような思いを
抱えているかもしれない子が居ても
一歩踏み込めない虚無
境界線を超える事は
時に温かく、時に残酷で
只、日々、側に居て
パーツを補う事しか出来ない
気のきいた言葉すら
かけられない
只、1つ
君にしか出来ない
君だけに見える道があるから
だから、どうか
「自分を責めないで」
「違いを愉しんで」
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