もう2度と手に入らない虚無

例えば本当に欲しいものが

わかったとして

それがもう2度と手に入らない場合

目の前に広がる無の景色は

広がり続け、とどまる事が出来ない

静かで激しいその波は

些細な波紋から大嵐へ

ムダな事だと片隅で

それでも何かに没頭し

紛らわし、やり過ごす

もう2度と

手に入らない虚無

執着を手放せば楽になる

新たに創れば……

そんなことは百も承知

それが出来ない血の轍

歪んだ笑顔に

偽りのぬくもり

もう2度と手に入らない虚無は

欲しくて欲しくてたまらない

紅が導く根元の欲求

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